万 福 寺
◇和尚の独り言◇



(その17)

2000/1/10

☆世間では「ミレニアム」とやら「Y2K」で、すったもんだの大騒ぎをしているようである。
仏教では釈尊がお生まれになった年西暦紀元前四六三年を紀元とするので、仏紀は二四六三年ということである。
世界には色々な宗教があり、文化がある。そして、そこには各々が暦をもっているのである。
余談はさておき、旧暦であれ新暦であれ、新しい年を迎えるということは、心を新たにする絶好の機会であり、大切な節目であろう。
☆「盆と正月」の言葉どうり、お正月は盆とならぶ本人最大の行事である。お寺では正月三ケ日の間、新年を祝うとともに世界の平和、全ての人々の幸せと仏教の興隆を祈念する法要が行われる
☆世間では、初詣にどこそこ神社は何百万人等と報道される。
お寺に初詣されるようになったのは江戸時代の神仏混交になってからである。昔「恵方参り」といわれ、その年の縁起の良いとされる方角のお寺にお参りし、一年の幸を願ったことに始まるといわれる。
☆仏教では正月を「修証の月」と言い、誤りを正す月なので「正月」という。「発心正しからざれば、万行空しくほどこす」という言葉がある。
年頭に当たって、心を新たに軌道修正をしないと、とんでもない方向に進んでいってしまうのでは?

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